サカゲーとは(哲学)

最近ブログの更新頻度がやたら遅い(´・ω・)

書きたいことがないのなら無理して書いてもいい結果(心理状況)をもたらさないからいいんだけど、文章構成力がどんどん鈍っていく。

まぁ文章構成力っつっても、このブログ、考えたことを淡々と文字にしてるだけなんだが。

 

そういうアレで今回は「自分が求める独断と偏見のサカゲーとは」について考えてみる。

私のサカゲー歴は割と古い

 

記憶している最古の「面白い」と思ったサカゲー、確かセガマークⅢのサッカーゲームだったと思う。
当時小学生でうちにゲーム機なんて1台も無かったので、友達んちでやらせてもらったやつ。

縦画面のやつで、これが故にファミコンの横画面なサッカーが嫌いだった(´・ω・)
縦画面のほうに最初に馴染んじゃったからな。

 

時代がずっと飛んで大学生になるまでサカゲーってしてなかった。
というのも当時は空前のDQブーム期で、アレの系統かその模倣か、アクションゲームくらいしか選択肢が無かったから。

大学生になってから久しぶりにサカゲーしたくなって『フォーメーションサッカー』やってた。
今のサカゲーと違って代表的な有力国代表しかラインナップされてなかったけど、ゲームにハマると必ず起こる現象、「親指が内出血するほど痛くなっても猿のように没頭する」やつをずっと続けてた。

でもこの当時も特にサッカーが好きというわけではなかった。
大体私らの世代、サッカーにそれほど興味を持たない場合はキャプ翼の影響で、変なことだけ覚えてるのが大半だと思うの。
スカイラブハリケーンとかそんな技があるんだとか(無いよ。

 

メガドライブを持つようになってから、Jリーグ系のサカゲー、『Jリーグプロストイカー』だっけ?にハマりセガ系列だったので当然ジェフ市原(現ジェフ千葉)を応援し、流れ的にサターンに変わっても『ビクトリーゴール』とかやってた。

コナミからPSの『Jリーグ ウイニングイレブン』が発売された時も猿のようにやってたけど、飽きるのは凄く早かった。
なにせあのゲーム、自分がボールをどこで持ってもチャージしまくってゴールに突進していけば当たり前に得点できるゲームだったから。
そこから暫く、またサカゲーやらなくなった。

革命的だったのは、『ワールドサッカー ウイニングイレブン4(WE4)』
そこから『~2010』に至るまで、ずっとウイイレフリークだった(´・ω・)
WE4は職場の同僚に勧められて始めて、その同僚を質問責めにしてた。
何故そうなったかというと、始めた当初負けに負けまくってたからだ。
サカゲー上手い方だと思ってたのに、全く勝てないままだった。
同僚に「戦術理解してない」「利き足精度とかちゃんと考えて布陣組まないと」と言われながら、もう本当に練習して練習して戦えるレベルになるまで凄く時間がかかった記憶がある。
普通なら勝てない時点で「あぁこれクソゲー」と言って投げてるとこだろうけど、私はとにかく勝てるレベルになるまで練習し続け、まだ10チームも無かったマスターリーグを始めた。
だからウイイレフリークというよりは、マスターリーグフリークと言ったほうがいい。
WE4でダーヴィッツという存在を知ってから、ずっとダーヴィッツ大好きで歴代マスターリーグのクラブにはずっとダーヴィッツが居たと思う。

ただ有力な選手を集めるのではなく、自分で「良い」と思った選手を集めてきてクラブ理念にマッチさせ勝利を積んでいくのが楽しかった。

それがとうとう『WE2010』で途切れてしまった。
途切れた理由はさすがにコナミエフェクト、コナミファウルに耐えきれなくなってしまったからだ。
その兆候は『WE7I』くらいから感じていた。
変にかみ合わ「せ」ない、不可解な挙動が目立つ、リアリティを追究した結果がこうなってしまうのか、というジレンマにずっと苛まれた。
故にこのあたりから「行き過ぎたリアリティ嫌悪」が露わになってきた。
リアルになるのは良いことだけど、それが故に調整が全て狂い始めている印象だった。

大体最近までの経緯はこんなかんじだ。
『WE2010』から以降、PS3への移行があったことでPS3を買わなかった私は自然とウイイレからも離れた。
いや離れてないわ。
不満を言いながらも『WE2010』をずっと続けてた。
だってマスターリーグがその後ゲーム内時間で15年も続いてるwww

 

ここに来てFIFA23

 

ウイイレの後継『eFootball』もやってみたが、もはやサカゲーですらなかった。
というか、ネット対戦特化ってそこまで意味があるのかと。
私は求めてないんだ、そのネット対戦というのを。
そしてそこにマスターリーグは無く、あったものは各国リーグに縛った何かではなく、ただ世界中の有名クラブ(無名もある)と選手をラインナップして、ごった煮で戦わせるだけのシロモノ。
元々、ウイイレのパッケージでもイメージキャラクター的に有名選手を起用してた。
2010で言うならフェルナンド・トーレスリオネル・メッシ
大体私、そういう歴代パッケージに起用される選手ほど「使いたくない」「敵であってほしい」と思うヒネクレモノだった(´・ω・)
eFootballでネイマールやメッシをイメージキャラクターに据えるのはいいだろう。
特にメッシはW杯の影響もあり知名度は抜群だし。
でもだからどうだっていうんだろう?
サッカーはFWだけでやるものじゃない。
そこが既に抜け落ちてる気がする。
私が好きなポジションはウインガーかもしくはボランチだ。

そんなアレで、やる気なかったし、ほら『FIFA』ファンの人ってウイイレを散々こき下ろしてきたから印象悪いんよね。
逆に言えばウイイレ厨も同じなんだけども。
『FIFA23』を購入してみた。

なるほど、こっちのほうが『eFootball』に比べたら数段サッカーしてるわ。
久しぶりにWE4の頃のように「練習してでも上手くなりたい」と思えるサカゲーだったわ。
でもやっぱり『FIFA23』もネット対戦主体なんよね。
なにこれ、求めてない。
ユーザニーズ主流が例えネット対戦であっても、オフラインユーザの要望にも答えて欲しかった。
オフラインで可能なコンテンツが圧倒的に少ない。
やれてエキシビジョンとか単発試合くらい。
しかもなんかまたこっちでもパック引かされる。
サカゲーに要らないよこのシステム。
カード引いたからどうだっつーんだよ。

個人的には『FIFA23』のプレイ所感を以て、「あぁ私のサカゲー、死んだな」って感じてしまった。
サッカーはできる、エキシビジョン程度なら。
だけどリーグやってなんぼだと思うんだわ。
例えば、全く違うジャンルのゲームだけど『ギルティギア』シリーズ、対戦格闘だけどオフラインでできることが腐るほどあるし、ネット対戦はネット対戦できっちりと分けたコンテンツ構成になってる。
なんでサカゲーはそれができないのか?

 

ゲーム界全体が拝金主義的な思想に支配されて、ユーザもそれに連動して「お金ジャブジャブしないと」という謎の意識高い系になって、単なるマネーゲームの土壌になってるの凄く嫌。