Brain Dance Campaign -Reboot-

大体ゲームのお話

レースゲー(車ゲー)が苦手という人にほどオススメしたいForza

FH4

しばらくブログ書いてなかった。
書けなかった。
書く暇がなかった。
書く暇があったけどなかった。

Forza Horizon 4のせいで。

そういうアレで今回はForza Horizon 4をやってて感じた、「レースゲームやドライブゲームが苦手な人にこそオススメしたいForza Horizon」というテーマで記事を書く。

▼ハンコン要らない、パッドで十分

まず今やレースゲームに必須とすら感じてしまうような、ステアリングコントローラいわゆるハンコンというやつ、私も持ってない(´・ω・)

あ、持ってるけど持ってない。

PS2GT4の時に買ったけど、「これ無駄や」とすぐ使わなくなった。
理由は単純な話で、当時ドライビングポジションに固定できるコクピットフレーム的なものはほぼ市販で出回っていなかったし、仮に出回っている現在でもモノが高すぎてよほどのガチ勢じゃないと買えないし、なにより日本の住宅事情を考えると邪魔でしょうがない。
もう一つの使わなくなった理由が、アクセル/ブレーキペダルが樹脂製だったということ。
耐久性がないように感じて、余りガツガツ使うと容易く折れるのではないかと感じた。

故に以来ハンコン使ってないし買ってない。
そもそも論、レースゲームが苦手な人が一念発起でおよそ15万円くらい出して、「よーし頑張るぞー」とハンコン+ギアコン+コクピットフレーム+専用モニタとか、どう考えてもやらんでしょ。

当初、Forza Horizon 4はハンコンがないととてもじゃないけど出来ないゲームなんだろうな、分かるぜ、そんなんAsset Corsa/Compe.やBeamNG.driveで嫌というほどハンコンがないと絶望するのを味わったわい・・・とハンコン必須だと思ってた。

パッドで遊べるよ、十分に。
しかも難しくなく自分のスキルに合わせて操作環境も設定できる。

ステアリングアシスト:コーナーでの舵角をアシストしてくれる
ブレーキアシスト:ブレーキタイミングをアシストしてくれる
ABS(アンチロックブレーキシステム):ブレーキをかけてもタイヤがロックしないよう自動的にポンピングブレーキをかけてくれる
TCS(トラクションコントロールシステム):グリップを失わないようにある程度アシストしてくれる

・・・など、苦手な人は最初はアシストを全部有効化して、ひとつずつ外していくといいと思う。
私はある程度慣れたけど、ABSとTCSはつけたままにしてる。
ゲームだから気楽にやれるほうがいいしー。

▼ラインアシストの優秀さ

レースに出走する、行先までのナビを設定すると、自動的に理想的なラインを引いてくれる。
この機能、他ゲームとは一線を画して凄いと思った。

何が凄いかというと、自分が運転するマシンのパワーや現在の状況に応じて、AIが勝手にブレーキングポイントを描画し、かつ動的に現行速度とコーナーのクリアリスクを色で表してくれる。
この「動的に」の部分がミソで、減速ポイントは黄⇒オレンジ⇒赤とラインを外すリスクに応じて色が変わっていくが、現行速度からブレーキをかけると色が変化していく。
赤や濃いオレンジならまだオーバースピード、黄ならコーナリングアングルやドリフトを使うことでクリアできる程度のリスクと状況によって描画してくれる。

だからどのマシンで走っても「これがレコードラインですよ」的に一定のラインが描画されるのではなく、マシンに応じて楽々クリアできたりしんどかったりというのが分かりやすい。

このラインアシスト、私はずっと描画有効なままにしている。
なにしろ、Forza Horizonの世界は広大なオープンワールドだし、レースコースも多彩にあるので全部のラインを完璧に覚えるのなんかおじさんには無理だ無理w

▼Dクラス、Cクラスから慣れる

いきなりパワーがあるマシンに乗って「うまくいかなーい」と投げ出すよりは、徐々にステップアップしていくほうがよい。
マシンのクラスは、D⇒C⇒B⇒A⇒S1⇒S2⇒Xと上がっていく。
S2やXのマシンなんて今でも制御不能だし、S1もマシンによっちゃ面白いほど転げまわる_(:3」∠)_

Dクラスはほぼいじってない市販車クラス
Cクラスはちょっといじってるスポーツクラス

このくらいのマシンで速度感やブレーキタイミングに慣れていくのが良い。
いきなりガチのレースにガチのマシンで出てもコントロールできなければ意味がない。

▼レースは難易度低めから

大人しく難易度「新人」から始める。
その上に6段階ほど難易度設定がある。

ゲームに慣れるにはいきなり中級や上級、玄人から始めずにまずどう走ればいいかを確認するために「新人」から始める。

「新人」から始めて、自分では難易度変更をしない。
レースで何戦か勝ち続けていると「楽勝だから難易度上げない?」と難易度をひとつあげるアドバイスをゲーム側からされるので、そのタイミングで上げてもいいしまだ慣れ足りないと思ったらそのままの難易度でやってもいい。

最終的には「玄人」まで難易度は上げられるようにしたい。
何故かというとシーズンミッションのレースシリーズ優勝で得られる3つ星条件が「玄人」だから。
実際「玄人」でもまだ中堅で、その上に「エキスパート」「プロ」「神」と続く。

▼失敗した?問題ない、「リワインド機能」がある

ドライブゲームの反則技と言ってもいいような「リワインド機能」

少々の壊れる壁や柵、標識などへのヒットは多少の減速で済むが、

派手にコースアウトした
障害物に衝突して停止した
スピンして立ち直れない
チェックポイントから逸脱した

そんな時に直前の状態までワンボタンで時間を巻き戻してくれる。
直前の状態でも駄目ならもっと巻き戻すこともできるw

当初、私はこの機能を「インチキだから使わない」って決めてた。
チェックポイントを逸脱しても「自分の失敗だししょうがない」と呑んでた。
しかしそのチェックポイントを逸脱した時にリワインドをした途端、一度使い始めたら止まらないw

上達するためには使わないに越したことはないが、最初からやり直しをするくらいなら素直にリワインド機能を使ったほうが何かと助けになる。

▼チューニングが分からなくてもよし、やってくれるから。

例えばDクラスのマシン、クラシックな車だと初期レートが100というマシンがあるが、Dクラスの上限は400である。
どうせ走るならクラス最上位のパワーで走らせたい。
でもチューニングの仕方なんて分かんない、レースゲーが苦手な人にはそういう人も多いだろう。

Forza Horizonでは、クラス最上位に最適化するセッティングも簡単な操作でやってくれる。
だから、愛車がDクラスでは物足りないと感じたらC/B/Aクラスにチューニングを最適化してステップアップしてもいいし、別のマシンで乗りやすいものを探してみてもいい。

そして世界中にはまだ見ぬあなたが知らない名チューナーが居る。
そういう人達はオリジナルの最適化セッティングをゲーム内で公開している。
大体セッティングを公開しているものは、上位クラスに最適化できないけどなんとか上位レートのパワーには乗せられます、というもので、それを詳細なチューニングを施して最適化を試み、自慢のセットアップを公開してくれているのだ。

勿論、上位クラスに強化したマシンをダウングレードすることも容易にできる。
扱いきれないなと思ったらその場で自分に最適化できるのも強みだ。

▼最後に・・・

たった2ヶ月足らずで私はForza Horizon 4を100時間も遊んでしまった。

Forza Horizon 5が出てるのにわざわざ4を買ったのは、steamのレビュにも書いたが舞台がイギリスのオープンワールド日本と同じ左側通行だからという理由がある。

他のレースゲーム、ドライブゲームもいくつか経験した上で、このゲームは異次元クラスに最優のゲームだと考えている。
道なき道を自由に走ったり、レースに出なくても広大なオープンワールドを駆け回ったり、やれることが多彩すぎる。

どうも他の方のsteamレビュを読んでいるとPCにある程度のマシンスペックが要求されるようだけど、満たしているかもしくはX BOXを持っているのならレースゲーが苦手な人にも一度触れてみて欲しいと思って、この記事を書いた。